01.27 

2021年01月27日
昨年、迷って結局日記を投稿しなかったのですが(多分書いてて辛くなって途中で書くのをやめました)、気持ちを整理するためにも書いておきたいと思います。
追記に続きますが、悲しいご報告ですのでご了承ください。

昨年の4月11日に、ノンが3歳で天国へ行ってしまいまして。
亡くなる一週間前に、桜が満開の公園で撮った動画がこれでした。

この動画の、私がリードを持って一緒に画面の外へ駆け抜けた子がノンで、後から一生懸命追いかけてきた子がサンタです。
どう見ても、亡くなったのがノンの方だと思えませんよね…。
そもそもサンタは2年くらい前に心臓の病気が見つかり、以来ずっと薬で延命してるような状態で。歳も14歳でお爺ちゃんですし。
家族全員、サンタはいつ死んでもおかしくないと心構えしてました。
でも、まさか元気でまだ子供なノンの方が亡くなるとは誰も思ってなくて。
この動画を撮った2日後に、ノンの後ろ脚が動かなくなっているのを仕事から帰宅した私が見つけ、泣きそうになりながら連れて行った病院でヘルニアと告げられました。
更にその2日後に、ヘルニアの手術で紹介された病院で精密検査を受けた結果、脊髄軟化症という治療法の見つかっていない奇病だということと、発症して1週間以内にほぼ100%死ぬということを告げられました。
ヘルニアと脊髄軟化症は発症する原因が似ていて、運が悪い5%の子が脊髄軟化症になるそうです。
ダックスを飼うのは3匹目だったのですが、ヘルニアになりやすいのはお年寄りの子だと思っていたら、実は若くて元気な子の方がなりやすいというのを20年目にして初めて知りました。
特にノンは、ヘルニアになりやすい子の特徴に全部当てはまる子だったみたいで、本当にもう、もっと調べて気を付けてあげていればよかったな…と後悔でいっぱいです。
そして更にその2日後の深夜、私たちが安楽死を選べなかったことで、10分程もがいた後にノンは動かなくなりました。
ノンが亡くなる1週間のことは、何度思い出しても呼吸がおかしくなります。

でも最後は宝石みたいな目を開けたまますっごく綺麗な顔で死んだので、火葬の前に棺の中へお花をたくさん詰めて、みんな半泣きになりながら写真を撮りまくってました。今思うと狂気ですね…。ただあの時は死ぬ直前のノンがずっと苦しそうだったので、最後にかわいい顔が見られて嬉しかったんだと思います。

ノンは臆病で家族の顔色をよく窺ってる子だったのですが、死ぬ時まで気を遣ってて…。
ノンが歩けなくなった翌日から緊急事態宣言で母の仕事が長期休みになり、病院に行く日は私の面接がキャンセルになって母と一緒にノンを精密検査に連れていくことができ、亡くなった翌日は日曜で家族みんなと葬儀ができたんですよ。お金だってヘルニアの手術に20万かかるはずが、精密検査だけで終わったので半額で済んでしまって。最後にかわいい顔まで見せてくれて、死ぬ時まで気を遣わなくていいのに…。

最後の動画を撮った日も、本当は私一人で近所を散歩するつもりが、ノンが駄々をこねて母も一緒に連行し、気が付いたら公園まで足をのばしていたんですよね。
緊急事態宣言でお花見してなくて、満開の桜並木がすごく綺麗で嬉しかったし、動画も母が「2匹がカメラに向かって走ってくる姿が撮りたいけど、一人じゃ撮れないの!」と、ウキウキしながら撮ってたんです。
自分の中で切ない思い出だったんですけど、思い返せばあの日散歩に連れて行って貰ったのは、ノンじゃなくて私と母の方だったんだなぁと思いました。
「最後に一緒に散歩へ連れて行ってくれてありがとう、ノンちゃん」の気持ちでいっぱいです。

つい先日、母が気持ちに踏ん切りをつけてノンに関する書類を処分しようと思ったら、『購入から3年以内に亡くなった場合、同等の犬を譲渡』という旨の契約書が出来てきたそうで。
ノンが亡くなったのが、我が家に来てから3年経つ4日前だったので、診断書等揃えればその保険が有効みたいです。
法律上犬がモノ扱いになっちゃうのは複雑ですし、大反対する私に黙って買ってきた母も当然10年以上はお世話するつもりでいましたし、母がよく内容を知らずに契約書にサインしたみたいなのですが…。
ノンの誕生日間近なのに、逆に贈り物をもらったみたいで。一体どこまで気を遣う子なんだと、母と苦笑いしてしまいました。

今日はアリスの作者、ルイス・キャロルことチャールズ・ラトウィッジ・ドジソンの誕生日です。
そして、我が家の愛犬ノンの誕生日でもありました。
1月27日は私にとってすごく特別な日になりましたし、きっと桜を見たら花言葉と同じように毎年ノンちゃんのことを思い出します。
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